こんばんは。ナマケもちです。
今回は、タイトルの通りアラフォー元公務員が就職先として公務員をおススメするかについて書きたいと思います。
これから就職活動を控えている方や、転職を考えている方は、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
公務員をおススメしない人、おススメする人
前提として、公務員をおススメするか、しないかは人によります。またかよと思われるかもしれませんが、ちゃんとおススメする人、しない人を書いていくので、参考にしていただければと思います。
おススメしない人
経済的自立・FIREをしたい人
経済的自立・FIREをしたい人には、公務員をおススメしません。
今までのブログを読んでいただければ、理由はおわかりかと思いますが、
➀副業ができない
②給料は悪くないが、よくもない
③スキルが身につかない
からです。
これらの詳細を書くと、それだけで今回のブログが終わってしまいそうなので、詳細は割愛します笑 また、別の機会に書きたいと思います。
仕事を断れない人
仕事を断れない人には、公務員をおススメしません。
仕事が断れない人は損をする。これは、公務員以外でも同じでしょう。
しかし、仕事を断らない公務員は、他職に比べても大きな損をするかもしれません。
まず、公務員は仕事を断らないことによる実利がほぼありません。
仕事を断らない → 仕事が増える → 公務能力が上がる → 仕事が増える
こんな無限地獄が続くわけですが、公務員の恐ろしいのはこんなに頑張っている人の給与が、仕事をしない年長者より圧倒的に低いことです。年功序列ですからね。
ただ、これは昨今の人事院勧告で徐々に是正されつつはあります。若年層の給与が上がっているからです。ただし、仕事をしない同期間では、そこまで差がありません。
これもやはりどこの業界でもあるあるかもしれませんが、公務員は特にひどいという話ですね。
なにせ、仕事をしないから給与が下がると言うことは、ほぼほぼありませんから。
仕事の能力が高い人
仕事の能力が高い人にも、公務員をおススメしません。
これは上記の仕事を断れない人と通じる部分がありますが、能力があっても給与が増えにくいからですね。
また、例えば、公務員の国家1種。難関試験と言われていますが、私には不思議でなりません。そんな試験を突破できるなら、どうして他のもっと稼げる仕事を目指さないのかと。
そういう人がいてくれなければ国が回らない面はありますが、私からすると割を食っているように感じてしまいます。
おススメする人
続いて、公務員をおススメする人です。
世のため、人のために働きたいという強い思いがある人
世のため、人のために働きたいという強い思いがある人には、公務員をおススメします。
公務員に関して様々に言う人がいますが、10年以上公務員として働いた私が自信をもって言います。公務員は、世のため人のために働けます。
私は、介護保険や生活保護、生涯学習の部署に在籍したことがあります。それらの職場では、多くの方から感謝の言葉をいただきました。サービス業が好きな私にとって、顔が見える関係で、直接感謝されることは非常に嬉しいことでした。
ここまで人に感謝される仕事は、世の中に仕事が数多くあれど、そうはないと思います。
地域に根差したい人
地域に根差した生活がしたいという方は、地方公務員をおススメします。
市町村職員は、皆さんのイメージ通り、ほぼその市町村以外で働くことはありません。稀に人事交流などで国・県・他市町村に行くことはありますが、それも限られた期間です。
そして、在職中は地域の様々なイベントや団体に関わることになります。
地方公務員で定年まで精力的に働けば、その地域ではちょっとした顔役のようになっていることでしょう。
定年まで安定して働きたい人
定年まで安定して働きたい人には、公務員をおススメします。
このブログで様々に公務員のマイナスな面を書いてきていますが、公務員が非常に安定した身分であるのは間違いがありません。日本の財政悪化に伴い、昔よりはその安定性に疑いがあるにせよです。
違法行為でもしない限りは、まずクビになることはありませんし、給与も安定してもらえます。
また、人間関係等で今の職場が嫌になったとしても、定期的な人事異動でリセットされます。嫌な職場になったとしても、数年の辛抱だと思えば我慢もしやすいです。
ただし、断れない人は、その嫌な職場に何回か行かされるという酷い話もありますが笑
周りからどう思われようと、仕事をしない人
こんな人は、公務員になればさぞや楽なことでしょう。おススメです。……おススメはしたくないですが笑
公務員は仕事をしなくても、そこそこの給与がもらえます。そして、上述の通りクビにも滅多なことではできません。
となれば、周りにどう思われようが仕事をしなければ、こんな割のいい仕事はないですよね笑 ただし、普通のメンタルでは、相当生きづらいかとは思いますが。
まとめ
以上、公務員をおススメする人、しない人でした。
どうでしたでしょうか? 割と納得していただけるのではないかと思っています。
そんなことはない、こんなところがあるという方は、コメント等で言っていただければと思います。または、聞いてみたいこと等もありましたら、そちらもコメントください。
なお、ナマケもちが地方公務員だったため、その視点によってますが、国家公務員、都道府県、専門職等でも基本は同じです。
ナマケもちが基本的に思っているのは、「公務員は、仕事のできる働き者には割に合わない、ナマケモノには割がいい」です。身もふたもないですね笑
なおマルちっちに指摘され気付いたので、申し添えます。
誤解してほしくないのですが、ナマケもちは公務員叩きをしたいわけではありません。むしろ、かつてのマスコミ等の過剰な公務員叩きが、現在の公務員の苦境の一員だと思ってます。公務員の質の低下は、巡り巡って自分達の生活の質の低下になるんですけどね。
公務員の元同僚でどうしてこの人は民間に行かないんだろう。民間に行った方が絶対に稼げるだろうにという方も、何人もいらっしゃいました。
話が逸れました。公務員だったナマケもちの実感としては、周りの人は良かったですし、仕事も楽しい面も多かったです。ただ、どうしても割を食っていた感覚はありましたし、家庭生活をここで送りたくないと思う労働環境は流石に厳しかったです。
今回は以上です。公務員を職業選択として検討している方、公務員の実情に興味がある方、今公務員で悩んでいる方の参考になれば、本当に嬉しいです。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう^^

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