公務員の豆知識(退職金編)

投資・資産形成

こんにちは。ナマケもちです。

最近はカロリー消費の多い投稿が多かったので、箸休め回。公務員の退職金について書いていきたいと思います。

公務員の退職金は、いくら?

公務員の退職金は、一般的に2,100~2,300万円と言われているようです。凄いですね!

これは大手企業と比べても遜色ないと、言われています。

前の投稿でも書いた通り、公務員は福利厚生が充実してます。福利厚生と言っていいか微妙な気もしますが、退職金や年金も給与の割に高いです。

ナマケもち的には、これは非常に納得のいく話だと思っています。その理由と言うのは、

公務員は人数が多い

退職金や年金は、給与から先取り運用したお金を原資としています。投資されている方なら理解いただけると思いますが、資産運用は投資資金が多いほど、お金を増やしやすいですよね。

公務員の給与は、高くも低くもないので、天引きされる額も凄い高額というわけではありません。となると、投資資金も大したことないと思いきや、そんなことはありません。

公務員は、天引きする人数がとんでもなく多いんです。

日本の公務員は、国家公務員で約59万人、地方公務員で約281万人です。(2024年度)

日本を代表するトヨタ自動車さんの社員数が、単独で約7万人、連結でも39万人であることを踏まえると、公務員の母数の多さが理解していただけると思います。

ちなみに、元公務員として公務員のフォローもさせてください。

日本の公務員は決して多いというわけではありません。対人口比で見た時に、フランスは日本の3倍超、イギリス・ドイツ・イタリア・アメリカも2倍超と先進国の中では、最低水準です。

また、一言で公務員と言っても、警察官や消防官、自衛官に教師、果ては公立病院の職員に最近話題のガバメントハンター等々、多種多様な職種の方がいます。

公務員の安定確保

公務員は、皆さんご存じの通り国や地方自治体の運営に従事しています。この公務員が不足すると、なにが起きるでしょうか?

たとえば、市役所での住民票異動に今より時間がかかるようになったり。

たとえば、交通事故が起きた時に駆けつけてくれる警察官さんが来れなくなったり。

たとえば、公立病院のお医者さんがいないから、精神病棟での患者の入院ができなくなったり。

他にもあれやこれや。行政手続きには時間がかかるし、治安は悪化するし、果ては国防にも影響が生じてきて。

地方自治体や国の運営ができなくなり、国民全員が困ります。

そのような事態を防ぐために、すべての法律に優先する日本国憲法で保障されている団体行動権(ストライキの権限)を、公務員は制限されているわけですね。

同様の考え方から、公務員が定年まで働いてくれるモチベーション付けとして、退職金や年金を高く設定するというのは納得できる方策です。

ちなみに、これはナマケもちの考えであって、本当にそのような思索の結果であるかはわかりません笑

ナマケもちの退職金はいくら?

風呂敷を広げ過ぎました(;^_^A

実際のナマケもちの退職金について、見てみたいと思います。

守秘義務もあるので詳細は避けますが、以前のブログに書いた通り300万円強でした。ちなみに退職金は、今後の手続きを踏まえて住民税等が天引きされます。そのため、ナマケもちは今年度の給与から住民税が天引きされません。その上で300万強あるのは、ありがたいですね。

そうは思いながらも、割を食ったなという思いも、正直あります。

どういうことか、以下で触れたいと思います。

退職の早期申出ができなかった

退職金には、割増で退職金がもらえるケースがあります。

大企業の業績悪化に伴う希望退職等は、皆さんニュース等で見たことがあるかと思います。

その場合と事情が異なりますが、公務員も早期に退職を申し出ることで退職金が割り増されることがあります。

私の場合は、「勤続10年以上の退職希望者が、翌年の3月末に退職する旨を、現年の5月末までに申し出た場合」、退職金が割り増されるという物でした。

この早期申出を用いた場合、勤続13年半のナマケもちで退職金が100万以上割り増されます。

残念ながら、ナマケもちはこれを用いることはできませんでしたが(´;ω;`)

定年まで勤めた場合と比べて割安

役職加算

公務員の退職金には、役職加算が存在します。

退職者の役職に応じて、毎年退職金に加算されていくんです。在職中の貢献度に報いるための加算ですね。

これが私の在職年数ですと、1/2に減額されました。これは規定上、仕方のないこととはいえ、悲しいですね。

在職年数の長さに対して割安感

先述の通り、私は公務員として13年半、働いていました。仮にナマケもちが定年の65歳まで働き続けた場合、勤続年数は約40年間。現在で公務員のキャリアの1/3程度を勤め終わっていたわけですね。

それに対して、いただいた退職金は300万円。定年まで働いた場合は、2,000万程と言われていたので、1/6以下です。

なんと現在と定年での勤続年数:退職金を比較すると、1/2以下なわけですね( ノД`)

これは、これから天引きされる額の方が高額であるとか、長年の貢献ですとか、原資が投資金なら長期の方が値上がりするとか。至極当然なのは百も承知ですが、貰う側からするとどうしても割安に感じてしまいます。

退職金を最大化する方法

以上、退職金についてあれこれ書いてきました。

でも、細かいことは置いておいて、皆さん聞きたいことがあるでしょう。

結局、どうすれば一番お得なんですか? と。

早期申出

上述の通り、勤続歴10年以上の公務員であれば、早期申出による退職金の差は非常に大きいです。

ただし、早期申出は翌年度末に辞めることを現年度の5月末までに申し出なければなりません。これは、民間転職はもちろん、公務員間の転職でも無理ということは、ご理解いただけると思います。

私が知る限り、これを使えた方は個人事業主として独立した方達だけです。

退職手当の通算制度

なんのことだと思われるかもしれませんが、これは退職金の引継ぎです。

公務員から公務員への転職の場合、この制度を用いれる場合があります。

上述の通り、私は勤続年数に対して退職金の割安感が出てしまいましたが、それが解消されるわけですね。

結局のところ

長々と書いてきましたが、ここまで読んでいただいた皆様なら、退職金を最大化する方法はおわかりかと思います。

定年まで勤めあげることです。 ……元も子もないですね(;^_^A

でも、これはあくまで退職金だけの話で、生涯年収の話ではないんですね。

例えば私の元職場と現職場では、平均年収がまるで違います。年収にして、安くても50万円、私が期待されている通りの成果を出せば、100万どころか200万円は高くなりそうです。

私が10年でサイドFIREするとしても、1,000万程度の収入差は出そうですし、現職場は早期退職制度で退職金の割り増しもありえます。

話が逸れました。現職場の制度等については、また機会があったら書きたいと思います。

以上、公務員の豆知識(退職金編)でした。公務員からの転職を考えている方や興味がある方の参考になれば幸いです。

他にも、公務員の労働環境等、気になることがあれば、お気軽にコメントください。コメントやブログでお応えさせていただきます。ただし、守秘義務に抵触しない範囲でですが笑

それでは、また次回のブログでお会いしましょう^^

おまけ(資格勉強編)

公務員から転職した私は、様々な資格の取得を求められています。手始めに「危険物取扱者試験 乙種4類」、通称乙4の取得を求められています。

せっかくなので、これから自分の勉強兼雑学紹介をおまけでしていきたと思います。興味がある方は、見ていただければ幸いです。興味のない方は無視してください笑

危険物とは?

危険物取扱者における危険物とは、消防法別表第1に掲げる物品で、すべて固体か液体。気体を含みません。(消防法における常温常圧・20℃1気圧において)

つまり、プロパンガス等は危険物に含まれないそうです。危険物と言えば、含まれてそうなのに不思議ですよね?

ただ、今回勉強してわかったのですが、気体は高圧ガス法の取り扱いになるんですね。

たしかに一言で危険物といっても、範囲がとんでもないですもんね。他に毒物・劇物は毒物及び劇物取締法、放射性物質は原子力基本法になるそうです。なるほどですねー。

ということで、今回はここまで。

次回は、消防法における危険物の分類等について勉強できればと思います。

興味のある方、気の向いた方は、本編と併せてお付き合いいただければ幸いです^^

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